イギリス-ロンドンにも、新型コロナウイルスの脅威が迫る

ここしばらくは広がり続ける新型コロナ関連で日本の親族や友人の心配をする毎日でしたが、やはりというか、当然というべきか、ここイギリス-ロンドンにおいても新型コロナの足音はひたひたと近づいてきていたのでした。

3月に入ってから消毒ジェルはどこもかしこも常に売り切れ、入荷も未定。入荷されてもすぐに長蛇の列で即完売。先々週からはトイレットペーパーとパスタが売り場から消え、先週にいたってはベビー関連用品やハンドソープ、冷凍食品の棚が空っぽのスーパーまである始末。。。まさに先週ごろから、一部の学校が閉鎖されているとの話もちらほら伝えわってきており、いつ感染者が激増してもおかしくない不気味な気配が漂っています。

実際、我がエリアでも着々と感染者が増えているのです。私が参考にしているのは、Track coronavirus casesというサイト。

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本日時点の情報はというと、こんな具合でした。

3月15日時点でトータル1391人、内、新たに判明した感染者数が330人。そして、本日時点でロンドンの感染者数は407人とのこと。

日本の友人によれば東京はまだ100人もいないようだとのことだったので、いともあっさりと抜き去っている状況です。

こんな状況であっても、新型コロナが流行りだした後でマスクをしている人は5-6人程度しかみかけていないのが事実。(それでも、イギリスでマスク装着者をみたのはこれがほぼ初めてなわけで大進歩ともいえるわけですが・・・)

そのわずかなマスク装着者のうち、黒マスクをしている人が半数も。。。あまりにも目立つそのビジュアルにびっくりしてしまいました。(私が流行に疎いだけで、日本でも流行っているものなのでしょうか??)調べてみたところ、以下の写真のものは洗って再利用できるようなので、使い勝手はよさそうではありますが・・・ただでさえマスク姿が目立つここイギリスで、この色をつける勇気は出ない小心者の私。マスクと言えばやはり定番の白っぽい色の方が落ち着きます。

いずれにしても、こんな状況下においてすらマスク装着者がほぼ皆無のイギリス。そもそもマスクは意味がない、手洗いの方ががよほど大事というのもわかるのですが、なにせ土足文化で基本的な衛生観念のレベルも疑わしいということもあって、いやな予感・・・大流行が待っている気がしてなりません。これが単なる取り越し苦労ならよいのですが・・・

ちなみに、どこの薬局でもハンドジェルが無いと友人に愚痴をこぼしていたところ、「amazonUKでまだ頼めたよ!私のみたタイミングでは通常サイズは手に入らなかったから業務用サイズを頼んだの。値段はものすごーく高かったけれど。」との情報が。さっそく調べてみましたが、こうなったらamazonで買おうと同じことを考える人が多いのか、在庫薄の様子。そのため手元に届くまでにだいぶ時間はかかりますが、ないよりはマシ!と思ってとにかく注文しました。届き次第、子どもたちの学校へ持参させようと思っています。(我が子の学校では、多くの親御さんたちが、子どもたちにハンドジェルをもたせているようです・・・皆さんさすが、行動が早い!)

とにかく、知らぬ間に自分や子どもがキャリアとなってご高齢者や持病を抱えていらっしゃる方に図らずもうつしてしまうということだけは避けたいのです。子どもの学校がある以上、どうしても集団生活を過ごすことは避けられませんが、それ以外は極力人の集まる場所を避け、免疫力を高めて、この困難を乗り切りたいと願うばかりです。不安な日々が続きますが、がんばりましょう。

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