イギリスの郵便事情~実録ロイヤルメール

イギリスの郵便事情・・・それは渡英前に誰しもが不安に抱くことだと思います。思っていたほどひどくはないが、よくよく考えればありえないよねぇ、と思われることを思い出せる範囲で綴っていきます。(要は、思い出せないレベルは多々あるということ。続イギリスの郵便事情~UPS編~はこちら)

郵便物の紛失

絶対に送られているはずの郵便物が届かない!つまり紛失です。周りの友人たちより多数報告あり。幸運にも私にはまだ起こっていませんが・・・いや、知らないうちにあり得ますね。

在宅中なのに、なぜか不在配達票が入っている

今回、この記事を書くきっかけがこちら。というのも、まさに今日、それが起こったから!ちなみに、1年に3~5回はあります。今日なんて窓際の部屋にいた&テレビも音楽もつけていない無音の状況。ピンポンもならされておらず、ドアもノックされていないのに、ドアの前を通ったら入っていたのがこの紙切れ。最初は怒りを覚えたものですが、ああまたか・・と流せるようになった自分に成長を感じます。

再配達の日を間違える

そもそも、こちらの再配達、時間指定はできません。午前/午後すら選べません。しかも、翌日は指定できません!早くて明後日以降、タイミングが悪いともっと先になります。再配達の手配はwebで簡単にできるのでよいのですが、何が問題かというと、再配達の日を間違えることがあるということ。時間指定もできないのにもかかわらず、その日一日待てど暮らせど来なかった・・・という苦い経験を3度して以来、再配達はせず、郵便局まで自分で取りに行くというスタイルに変更してストレスをなくす方を選びました。なお、取りに行くのは翌日から可能です。

ちなみに、上記にあげた苦い経験のうちラストの経験にいたっては、ひどすぎました・・・在宅中なのに不在配達→再配達1回目の指定日にこず、翌日にきて不在配達→再配達2回目の指定日にこず、その2日後にきて不在配達→再配達3回目の指定日にこず、翌日にきて不在配達→郵便局にクレームの電話をしたところ、最寄りの郵便局に翌日12時に届くようにするから取りに行けといわれて行くと、「届いていません」といわれる→郵便局にクレームの電話をすると、「中身は何?」ときかれる。「届いてないからわからない!」というと、「とにかくあと1週間いや10日まってくれ」といわれる→翌日にピンポーンとチャイムが鳴ってドアをあけると配達のおじさんがにこにこして荷物を手渡してくれる。その笑顔に私も思わず笑顔に・・・受け取った荷物にびっしりとかかれた再配達の記録。書いているだけじゃダメなのよ、きちんとその日に配達してくださいよ~と脱力したのでした。これが早く手に入れないといけない大事なものだったとしたら気が気でなかったことでしょう。

不在の場合に荷物を適当な場所においていく

SAL便の荷物が家の前に堂々と置かれている・・・ということが思い出せる限りで5回あります。

また、玄関マットがやけに盛り上がっていると思ったらその下に郵便物が隠されていたことも。

さらには、不在配達票に家の前のboxにいれておいたという走り書きがあったことがありますが、わが家にそんなboxはない・・・もしや、と思ってみてみると家の横においてあったゴミ箱の中に。。いくらなんでもやめてほしいものです。

友人にいたっては、庭に投げ入れられていた、玄関マットの下に隠されていて出入りのたびに踏んづけていたけれど何日も気づかなかった(不在配達票がなかったらしい)などなど。

ロイヤルメールの汚名返上というわけではありませんが、不在の場合に荷物を適当な場所においていくのはロイヤルメールだけに限らず、イギリスではよくあることです。

不在票が入っていない

これも、ロイヤルメールには限りませんが、よくあります。お隣の荷物をとりにこないなぁと届にいくと、不在票が入っていなくて気付かなかった!ということ多々あり。逆に持ってきていただくこともしばしば。

チャイムをきいて玄関ドアを開けると、荷物だけ置かれている

これまたロイヤルメールには限りません。配達の方も忙しいのでしょう、ピンポーンという音をきいて玄関をあけるまでわずか10秒ほどのあいだに配達員の方が走り去っているということがよくあります。次の配達先に向かう車の中から、クラクションをならして合図をしていくことが多いです。

小さなレベルでは、他の方の郵便が誤って届いたり(隣というレベルではなく、通りすら違う・・)、日本宛て12月頭に出したクリスマスカードが宛先不明でなんと4月に返送されてきたこともあります。だれしもが大小何らかのトラブル経験ありだと思われる、イギリスの郵便事情。確実に届けたいのであれば、追跡サービスの利用をおススメします。

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