外国暮らしをしていて、ふと恋しくなるのは日本食。スーパーに行くと日本の野菜が恋しいなぁと思うことはありませんか?私は、以下の野菜をみるたびに日本の野菜を思い出してしまいます。たとえば・・・
ほうれん草
葉の部分のみの袋詰め。葉が広がるので、ゆでにくい。日本のよ様に束のほうれん草かからゆでて、茎も丸ごと食べたい衝動にかられます。
きゅうり
日本のきゅうりの3倍ほど太い&2倍ほど長い。大きいゆえに、存在感がありすぎる。味や食感に違いはないので、日本のきゅうりを巨大にしたものをご想像ください。
きのこ
しいたけは「しいたけ」マッシュルームは「マッシュルーム」として売られていますが、その他(えのき、えりんぎ、しめじ、まいたけ等)は「エキゾチックマッシュルーム」という名のもとで、ひとくくりにされてパック詰めされてます。別々で食べたいと思い最初は律義に分けて料理に使っていましたが、それぞれが少量&入っている量はパックによってまちまち(しめじがない、エリンギが多い・・・等々)なため、わが家では今はすべてが一緒に調理される存在です。
上にあげたものはまだあきらめがつくものばかりです。しかし、キャベツだけはどうしてもあきらめがつきませんでした。イギリスはキャベツの種類が豊富なのにもかかわらず、どうしてどれもこれも日本のキャベツと違うのでしょうか。
White cabbage
ホワイトキャベツというやさしげな名前をしているにもかかわらず、最も手ごわいキャベツ。硬すぎて、正直なところ生食は無理です。とんかつの付け合わせの千切りキャベツにと購入したもののあえなく断念。火をとおしたところで固すぎて、お好み焼きにもなりませんでした。煮込み料理に使うのが基本です。
Savoy cabbage
名前の由来は、フランスのサボイ地方で作られていたからだという、サボイキャベツ。日本での別名は、ちりめんキャベツ。その名の通り、キャベツの表面に葉脈がくっきりと浮き出てまるでちりめんのように縮れています。長時間煮込んでも、煮崩れしません。ロールキャベツやシチューにすることで、美味しくいただけます。
Spring cabbage/Sweetheart cabbage
丸くないからと言って敬遠してはいけません。これこそが、イギリスのどこのスーパーでも手に入る、日本風キャベツ!柔らかく、千切りしてトンカツにもも使えます。お好み焼きも大丈夫。
(ちなみに、ここにあげていないキャベツに、芽キャベツ、レッドキャベツ、ブラックキャベツといったもものもあります。)
さて。この細長いキャベツでも、しっくりここないという方には、これでどうでしょう!?
Turkish Cabbage
このとっておきの正に日本のキャベツが手に入るお店はこちらです。
Quality Food Market
住所:310-314, Uxbridge Road, Acton, London W3 9QP
電話:020 8752 1387
日系病院ジャパングリーンメディカルセンターに入る手前にある八百屋さんです。(ロンドンで子育て中のママさんから大人気の小児科の先生については