ロンドンでお食い初め・初節句用の赤鯛を手に入れる方法

2018/9/20 イギリス暮らしあれこれ, 子育て, 未分類, 赤ちゃん, 食べ物, 魚

赤ちゃんのお祝い用の赤鯛はどこで手に入りますか？とロンドンにいらしたばかりの方、ご出産を終えた方に聞かれることがあるので、こちらに記しておきたいと思います。

お住まいのエリアによると思いますが、わが家の場合は、過去に何度かお祝い事として「Atari-Ya/West Acton 」さんに事前に電話もしくは店頭で予約をして入手してきました。「お食い初め用に」「初節句用に」といえばすぐに対応していただけます。「ハマグリも必要ですか？」と先回りして聞いて下さるほど、慣れていらっしゃいますので安心ですよ。お節句の時期になると、赤鯛の注文票がずらりと並んでいるのを見かけます。

こうして今まで入手してきたのは、1kg前後のちょうどよいサイズ。時価でしょうからお値段は変わると思いますが、いずれも15￡程度でした。

しかし、たった一度だけ、「最近は手ごろなサイズの赤鯛が手に入らないんですよ・・黒鯛なら用意できます。どうしても赤鯛でということなら、2kg級なら手に入るんですがね」ということがありました。2kgはさすがに大きすぎる、と躊躇する私。しかし、せっかくのお祝い事なので、待っても良いから赤鯛が良い旨告げると、翌週末に運よく手に入ったのでした。「2、3か月ぶりですよ、このサイズの赤鯛が手に入ったのは！良かったですね～！」と店長も一緒に喜んで下さったのがとても嬉しかったのを今でも鮮明に思い出せます。（あたりやさん、その節はありがとうございました）こうして立派な鯛さえ手に入れば、赤飯、ハマグリのお吸い物、煮物と酢の物、そこに歯固め代わりとして白玉団子あたりを添えれば、手軽に立派なお祝い膳風に(！？)

ちなみに、お節句の時期であれば、ピカデリーサーカスにある「源吉兆庵」さんに日本から空輸された「柏餅」が入荷されます。こちらも電話予約が可能です。

一点、上記の「お食い初め」「初節句」と異なり余談となりますが、1歳のお誕生日に用意したいものの中で、非常に入手困難なものをあげるとすると、一升餅！（日本で作ったものをイギリスまで空輸して下さるお店もあるようですが、ほとんどないそう…実際に空輸された方を存じ上げません。）周りで聞く話ですと、代替品として「切り餅」「じゃがいも」などをリュックなどに詰めて、背負わせたり、そもそもやらない派も多いようです。わが家は、「米」にしました。だいたい2kgということなので、ちょうどストックしていた2kgパックのお米を代用したのでした。

お祝い用の赤鯛なんて外国なので無理なのでは？と一見思われがちですが、事前予約さえしておけばきちんと入手可能なので、ぜひこれからのお祝い事に利用してみてくださいね。皆さんの大切なお子さま方が、これからも健やかに育ちますように。