渡英後の後悔:イギリスで 「洗濯物干し」探しに奮闘

洗濯物干しは日本で使っていたものを持ってきたのですが、なんと渡英直後に壊れてしまいました。家を借りたときについてきたこちらではスタンダードなMinky社の物干しを引っ張り出して使っていたのですが、足元がどうにも不安定なのです。赤ちゃん子どもがつかまり立ちをしようものなら倒れること必至。1.36kgと軽いので取り扱いは楽なのですが、いかんせん、子どものいる家では危なすぎます。しかも、この形状なので、ハンガーに吊るすシャツ類やタオルも見事に重なってしまいます。

代わりを探そうとスーパーで物色しても、置いてあるものは同じタイプのものばかり。おそらく、イギリスではこれが人気なのでしょう。

とりあえずIKEAに行けば何かあるだろうと向かったのですが、驚くべきことに物干し竿自体が一つもおいていないという衝撃の事態。どれほど売り場をうろうろしても、本当にないのです。店員さんに聞いても「うちにはそういったものはおいてない」とのつれないお返事。(今から思えば、ここはイギリス。この店員さんが売り場を把握していなかった可能性も大ですが、渡英直後はそんなこととは露知らず)

実物を見ずに買うのは躊躇されるほどの大型商品ですが、背に腹は代えられぬ、というわけでイギリスのアマゾンで注文することに。色々な単語を入れて検索するも、なかなかこれはというものを見つけられません。

たくさんの洗濯物が干せる、しかし、使わない時には折りたたんでコンパクトに収納できる、日本では当たり前にあるような品がないのです。たいして干せないが折りたためる、折りたためないが沢山干せる・・・足元が不安定、形状がイマイチなど、枚挙にいとまがありません。

こうなればいっそ日本から輸入しようかと思い、このどちらかにしようと2点に絞り込んだものの、大きさの関係で配送不可。(今から考えれば当たり前ですが、あまりにも購入したいと思えるものがなく、当時はそれほど思い詰めていたのですね。)

腹をくくって、来る日も来る日もパソコンに張り付き、商品説明やレビューを読み込み、比較検討した結果、選んだものが「Brabantia社」のもの。決め手は、Maximum Loadが20kgと明確に記載してあること、シンプルな形状ながら高さ調節が可能、折りたたんで収納可能、および5年保証という点。

実際、最大荷重20㎏は伊達でなく、広げた状態で重さ9㎏のわが子のつかまり立ちの練習に耐えうるばかりか、よじ登ろうとしてもびくともしないほどの抜群の安定感を誇ります。また、高さを簡単に調整できるので、長めの丈のものも楽々干せます。5年保証というのも、海外製のもの、さらには大型の商品を購入するにあたっては高ポイントでした。(おそらく日本製のものであればそこまで重視しなかったでしょう)実際の商品も、ちゃちなものではなくしっかりと作られており、耐久性が高いことがうかがわれます。

難点は6.13kgと重いこと。折りたたむのは簡単ですが、運ぶのがちょっと大変です。また、使わない時に折りたたんでどこかに立てかけている際はすべって倒れてこないように注意が必要です。しかしながら、それを差し引いても、ここイギリスで購入できる洗濯物干しとしては合格!

ちなみに、ピンチハンガータイプの洗濯物干しも、こちらで購入できるものは壊れやすいと思われます。あたりが悪かったのかもしれませんが、私が購入したものは、半年で1個、一年後に1個、つまり2個とも壊れました。つくづく、洗濯物干しにはついてない思い出が多すぎます。

とにかく、ことお天気に恵まれず、秋冬と日照時間の短い時期があるイギリスにおいて、洗濯を制すことができるか否かは死活問題です。これから渡英をご予定されている方は、私のように不幸にも無駄な努力?をせずに済むよう、お手持ちの洗濯物干しの状態をチェックして、不安ならばぜひご納得のいくものを日本でご購入して持ち込んで下さいね。

 

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