日本からイギリスに持参すべき赤ちゃん&幼児のモノ~たった1つ選ぶとしたら何にする?

イギリスの冬を経験したことがある方なら深く頷くことでしょう。夕方3時台には暗くなりはじめ、毎日が寒く暗い日々…寒く真っ暗な公園では遊べず、または、遊ぶ気にならず、毎日家に子どもと引きこもる日々。本当に、本当に、憂鬱です。

そんな冬を何度も経験した私。これからイギリスに渡英するママさんや、一時帰国されるママさんたちから、「日本からイギリスに持参すべき赤ちゃん&幼児のグッズは何がありますか?」とよく聞かれるのですが、お勧めの品を一点あげるとしたなら迷わず即答するものがあります。

絶賛お勧めの品、それは…ジャングルジムセット!!!

日本ではどこでも簡単に購入できる、この品。軽い部品ながら強度があり、組み立て式でコンパクトに収納出来て・・・ジャングルジム+滑り台+ブランコと子どもの夢がいっぱいにつまった素敵なものはイギリスにはありません。

ないというと、語弊があります。室内に気軽におけるサイズのものがない、というのが正しいですね。

①ジャングルジム、滑り台→単体でならば室内におけるサイズのものもあります。

②ブランコ→アウトドア用のみ。インドアタイプはは見当たりません。

③ジャングルジム+滑り台→アウトドア用の馬鹿でかいものばかり。

④ジャングルジム+滑り台+ブランコ→アウトドア用の馬鹿でかいものばかり。それも、これから保育園でも開くおつもりですか?というレベルのものがわんさか出てきます

家が狭くなるから部屋の中にこんなもの置けないわ、と思われるでしょうか。もちろん、わが家もそう思っておりました。しかし、イギリスの最初の冬を越して迷いは吹っ切れました。イギリスの冬はとにかく長いのです。控えめにいっても、10月からは2月は冬モード。寒いし、暗く、とてもでありませんが、小さい子どもと外に行くのは厳しいです。赤ちゃんや幼児を連れて、冬の時期にうろうろすることの大変さ、日々接しているママさん(に限らずパパさんも!ですね)たちならわかるはず。芝生はいつも湿ってぐちゃぐちゃしており、上を歩こうものなら泥だらけ。こんな調子ですので、冬の時期には各地の広大な公園が閑散としているのも納得です。

とはいえ、子どもはエネルギーのかたまり。あり余る子どものエネルギーを発散させるためには、どうしても室内に遊具が必要!というのがわが家(というか私)の結論でした。

実際どんな方にお勧めかというと、ずばり、未就学児をお持ちの方です!特に、ナーサリーに通う前の0歳~3歳ごろのお子さんをお持ちの方ならば、買わない理由がないと思います。日本のようにあちこちに児童館があるわけではないのが、ここイギリス。週1のプレイグループ(主に未就学児とその保護者が1~2時間ほど集まって一緒に遊ぶ場です。教会やコミュニティセンターを開放して行われます。室内におもちゃがあって自由に遊べ、終わりごろに何曲か手遊び歌をして終わることが多いです。)を探してはしごするのも、骨が折れます。日本の児童館はいつでも開放されていますが、朝の1~2時間、決まった時間のみですし、何より有料!一回当たり2~3ポンドが相場ですが、気の利いた場所では7ポンド以上もするところがあります。バスや電車にかかる交通費も馬鹿にできません。ジャングルジムセットの金額はすぐに回収できるはず。(わが家の財務省も、こうして説き伏せました(笑))

各社から出ており、ブランコや滑り台のあるなしも選べ、ジャングルジムの大きさや滑り台の高さまで大小さまざま。お住まいの広さに柔軟に合わせられると思います。この細やかな設計は、日本ならでは。得意のお家芸ですね。子どもに大人気のアンパンマンもあります。

ちなみに…日本から持ち込むのはちょっと・・という方へ。イギリスで購入出来てそれほど大きすぎない代用品として、こういうものもありますので、ご参考までに。こちらでよく見かけるLittle Tikes社のものです。ちょっとだけよじ登る要素ありの小さい滑り台ですね。

以上、長くなりましたが、日本からイギリスに持参すべき赤ちゃん&幼児のためのものをたった1つ選ぶとしたら、迷わずジャングルジムセットをお勧めします。(船便で送ることもできます。購入時の梱包をとかずにそのまま飛行機のカウンターでスーツケースと共に預けることも可能だそう。ちなみに、梱包サイズは各社商品を要確認のこと。)

ちなみに、ジャングルジムセットまでは気が乗らない、、という方には、鉄棒もおススメです。海外赴任が決まってからすぐに購入し、引っ越し荷物として持ち込んだ方、じつは周りに多いです。「イギリスには鉄棒がないときいたから。日本なら皆がやるはずの逆上がりの練習とかさせたいじゃない?」とおっしゃる彼女らの情報収集力の高さに脱帽です。子供向け遊具が充実しているイギリスの公園はおろか、現地の小学校にもありません。日系幼稚園や小学校にはあるようですが。なお、上記の日本式ジャングルジムセットと異なり鉄棒は解体できないので、引越し業者を使わずに持ち込むのは無理です。よって、イギリスでも鉄棒をさせたいなら、赴任が決まってすぐに手配しましょう。

イギリスの冬も、もうすぐそこに迫っていますね。今年もがんばって乗り切りましょう!

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