暖かくなってきたイギリスで、花粉症よりも憂鬱なこと第一位といえば~羽蟻との闘い~

春から夏にかけては花粉症にも悩まされますが、それより何より、わが家において憂うつなことはといえば、アリの大量発生です。(新しいマンションでは聞いたことがありません。古い戸建てに多いようです…)

渡英後はじめての年、長い冬を乗り越え、迎えた春、アリが家の中を2匹ちょろちょろしているのを発見しました。その後見かけなくなったので安心していたのですが、しばらくたったある日・・・気温がぐっとあがった時がありました。すると、家の中でアリが行進しているではありませんか。何事かと思い、出入り口を探すのですが、そもそもあまりにも古い家、よく見れば穴らしきものが床板の隙間、壁、無数にあり、もはや手の打ちようがありません。

害虫駆除業者のおじさんに来てもらうと、赤ちゃんがいるから家の中に薬を散布するのはやめとくよ、といって、外壁にスプレーをしてくれたのですが、どれくらい持つのかと尋ねると、「2週間かな~雨がふったらその時点で効果なくなるよ! あ、アリの巣をみかけたら熱湯をかけるといいよ !」と言い残して去っていったのでした。

いえいえ、そうはいっても家の中がそもそも穴だらけなのですから、どこが正解かなんて探せないのですよ・・・ しかし、その簡単なスプレーでもさすが業者使用、なかなかの威力で、家の中でアリをみかけることはその日以来ぱったりやんだのでした。

さて、それからひと月が経とうという頃でしょうか、ある朝、窓のところに何かがいっぱいうごめいているではありませんか!思い出すだけで気が滅入るのですが、羽アリの大群が窓ガラスにびっしりと。。。しかも、それがかなり大きい。そのサイズ感が辛い。。。写真を撮るのもはばかられるほどホラー。

それが、毎朝毎朝、2か月ほど続くのですから、たまったものではありません。よくもまあこんなにうじゃうじゃ湧いてくるなぁ・・・とあきれるほど。朝起きて窓辺にいくのが苦痛で苦痛で、文字通り卒倒しそうなほどの気持ち悪さでしたが、母は強し。赤ちゃんを守らねば、という気持ちが勝り、何とか対処しきったのでした。

こうして厳しい洗礼を受けた翌年以降、家の外回りにはアリ駆除のスプレー、家の内外には置き型のタイプを、これでもかというほど仕込んでおくことにしています。見かける羽蟻の数は1/5には減ったでしょうか。それでもまだまだ沢山いますが、かわいいもの。今年も、あと1、2か月もすればアリとの闘いに明け暮れる日々がやってきます。少しでも負担を減らすべく、今から仕込みに精をだそうと思います。(ちなみに、今年は羽蟻との闘いに不戦勝しました!!~蟻&羽蟻の駆除に成功!手軽にできて、赤ちゃん・子どもがいる家でも安全な対策について~は、こちら)

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