公園や庭先に水仙やクロッカスが花開きはじめ、桜もちらほらと咲きはじめ、ずいぶんと春めいてきましたね。暖かくなってきたし、早くも気分はすっかり春です。
しかし、春となるとやってくるのが花粉症の季節。私は日本では年中なにかしらの花粉に悩まされており、特に春先はひどいものでした。そのため、日本から渡英した最初の年、花粉に悩まされないだけで春がこんなにも快適に過ごせるなんて・・・と感動すら覚えたものです。
しかし、それもつかの間、渡英後3年目にとうとう発症してしまい、以後は毎年の春先～夏にかけては花粉に悩むサイクルが続いています。周りを見渡しても、渡英後しばらくは花粉症を忘れて快適に暮らしていたという声が多く、イギリス暮らしにもようやく慣れてきた3年目ごろに残念ながら発症…という方が多く見受けられます。
特に、5月～8月にかけての「芝花粉」による花粉症は、そこここに広大な芝生があるイギリスならではの国民病ですね。
対処法は、結局のところは日本と同じく、病院へ行けば飲み薬、目薬、点鼻薬などの処方をしてもらえます。もちろん、薬局でも薬はさまざま売っています。
花粉がどれくらい飛んでいるのかを調べることのできる、イギリス版花粉マップもありますので、花粉症にお悩みの方はブックマークしておくと良いかもしれません。
ここイギリスではマスク姿の方など皆無ですので、マスク着用は避けるとして、ＮＨＳでは花粉症に対していったいどのような方法が推奨されているのかというと・・・
①外出時には 『wraparound sunglasses 』を着用する。
②外出から帰ったら、シャワーを浴びて服を着替える
③花粉がたくさん飛んでいる時には、室内にいる
④ワセリンを鼻に塗る
日本と同じで特筆すべきことはなさそうです。
その他付け加えるとすると、イギリスの花粉症対策のサイトでは、 nettle teaも良いとありました。いつも薬に頼り切っていますが、少しでも効果があるなら今年はこれを試してみたいと思います。
まさかイギリスでも花粉症を発症するとはなぁ・・・と嘆いていてもはじまらない！対処法も症状も日本とほぼ同じ、それぞれご自分にあう対処法を見つけて、花粉なぞに負けずにこれからの春を存分に満喫しましょう！