イギリスで、子どもとハロウィンを楽しもう!~準備から当日までー迎える側編~

仮装してお化けになって各家をまわる子どもたちがいれば、逆に家でお化けを迎える側もありますね。今回は、家でお化けを待つサイドのお話です。(訪問者側編はこちら:ハロウィンのかぼちゃランタン作り方はこちら)

もしお住まいのエリアがハロウィンに盛り上がる地域であれば、10月31日当日にどう過ごしたいのか、について先に考えておきましょう。

Unwelcome! ~静かに過ごしたいという方

通りに面した側をハロウィン装飾しておくと、この家はwelcomeなんだ♪と子どもたちが突撃してきますので、当日は静かに過ごしたいという方は、見えない部分-家の中や裏庭など-のみに飾り付けをすることをお勧めします。そして、通りに面した側の電気はなるべく消しておくことです。

Welcome!~にぎやかに過ごしたいという方

好きなだけ、通りに面した部分に装飾をしましょう♪ジャック・オ・ランタンを飾っても良し、窓にステッカーを張っても良し、光るランプを吊り下げてもよし、デコレーショングッズは、スーパーやamazonにたくさんあります。

蜘蛛の巣バージョン、たまに見かけますが、かなり雰囲気が出ます。飾り付けが大変そうで手を出したことはありませんが・・・

お家でハロウィンパーティーを行う際の飾りつけも、様々あって目移りします!

なお、お菓子をどのくらい用意するかは、その地域・家の立地によります。この地域はすごい、と噂になるような場所かつ人通りの多いところですと、100個なんて一瞬でなくなった、300用意しても足りなくなったという話も。はては、同じエリアでも、奥まったところにあるお宅では10個くらいでこと足りたという方も。ご近所さんに例年どれくらい用意しているのかを訪ねてみるのが確実です。

お化けたちを迎える際には、普段着のままでもよし、仮装してもよし。女性の方は魔女の帽子をかぶった方が多い印象です。(おそらく、一番手軽に雰囲気が出る)

薄暗くなってきたら、お化けがちらほら現れます。日もとっぷり暮れると、ぞろぞろとおばけが行列に。ぴんぽん♪の音が途切れることなく、鳴り響きます。ピークの時には、一度ドアを開けたら閉める間もなく、次から次に「trick or treat!」とかわいい手がのびてきますよ。

男の子はヒーローものに扮する子もいますね。

「Trick or Treat!」と言われたら、バスケットにどさっと入れたものを目の前に差し出してあげて、バイバイのかわりに「Happy Halloween♪」と声をかけてあげましょう。

お菓子がなくなったり、もうそろそろお終いにしたいなぁ、という場合には、ジャック・オ・ランタンの明りを消す、通りに面した側の家の明りを消す、「お菓子はもうなくなっちゃったよ」といった紙をドアの前に貼っておく、とお化けが素通りして他の家へ向かってくれますよ。(これらをせずにおくと、チャイムを連打されたあげくに生卵を家の壁にぶつけられたという話を聞いたことあり…!)

日が暮れ始めた早い時間に周ってくるのは、小さなお子さんがメイン。パンプキンやモンスターの着ぐるみ、女の子はプリンセスだったり、とかわいらしいものが主なのですが、遅い時間になってくるとなかなか本格的なメイクを施したお化けもチラホラ。血のりメイク、ゾンビ、ガイコツ…暗闇に浮かび上がると結構怖かったりします。(お化けメイク用のフェイスペイントも、スーパーなどで3£程度で手に入ります)

最近Waitroseで見かけたのが、右側中央のパンプキンはPinata(ピニャータ)。子どもたちが目隠しなどをして、棒でたたいて割ると、中からキャンディなどが出てくるというもの。ハロウィンパーティーをする際にこんなものがあっても、盛り上がりそうですね。

10月に入ってからPoundlandを訪れて自動レジで精算したところ、レジの音声がハロウィン仕様に。飾り付けグッズなども意外と(失礼!?)充実していますので、機会があればぜひお試しを。

ハロウィン当日は、各家を周るのももちろん楽しいものですが、仮装した子どもたちを迎えるのもまた楽しいものです。皆さんも、よいハロウィンをお過ごしくださいね。

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