Kids Go Freeのチケットで『Zog』を鑑賞~Kids Week初日@Cadogan Hall

ロンドンの夏はといえば、やはり子育て中のファミリーに嬉しいKids Week!大人一人につき子ども一人無料、二人目以降は半額になるという太っ腹企画。今年も8月に入り、いよいよ始まりました!8月1日のKids Week開始日に、子どもたちを連れてSloane Squareにあるカドガンホールへ行ってきました。駅から徒歩2-3分ほどの距離で、駅を出て右手すぐに劇場が見えますのでアクセスしやすいです。

会場につくと座席はほぼ満席状態に埋まっていたのですが、中に不自然な空席が目立つところがいくつかあり。子連れだから急に体調がすぐれなくてキャンセルかな?などと思ったりしたのですが、どうもそれでは納得できない・・・家でチケットサイトを再度調べてみて納得、キッズウィーク用のチケットには割り当てが決まっているようなのです。というのも、8月2日の朝時点では、8月3日のチケットがカドガンホールのサイトからだと予約できるにもかかわらず、キッズウィーク用のサイトからだと1枚£25(これが一番高い価格帯です)のストール席以外は売り切れになっているのです。(しかも、そのストール席も2名ならあるけど3名分は予約できないと表示されます・・)

 

■どの座席エリアが良い?

言うまでもなく真ん中あたりをとれればよいと思いますが、もし行きたい日程だと前方かつ端っこしか空いてない!というならば、ステージに向かって左手がお勧めです。というのも、座席からステージを観る際に、正面の位置がやや斜めに向いているのです。ステージに向かってほんの少し左手側に向いているといえばよいでしょうか。出演者が着替えたりするのが、前方の席で右側からだとわりと丸見え。2.3歳くらいのお子さんなら気づかないかもしれませんが、4.5歳以上だとちょっと気になるかも?

わかりやすく座席番号でいうと、1.2…といった若い番号は右端なのであまりよくないです。どうせ端っこなら28.29の左端の方がまだよいかと。

■舞台手話通訳者がいます!

過去に観に行った、「The Tiger Who Came to Tea/おちゃのじかんにきたとら」および「CBeebies prom」同様、今回も手話による通訳がありました。ステージ向かって右手に登場。情感たっぷりに伝えて下さっていました。いろいろな子どもたちに舞台を楽しんでもらいたいという心配りが嬉しいですね。

■何歳くらいから楽しめる?

Zogのお話を知っていれば2歳台でも十分、物語に入り込んで楽しめると思います。何事にも一生懸命な姿が可愛いですよね。 なんとなく、「しょうぼうじどうしゃじぷた」を思い出してしまいます。まさに隣の席のお子さんがちょうど2歳くらいでしたが、Zog~!!と一生懸命にラブコールを送っていて愛らしかったです。おそらく上のお兄ちゃんお姉ちゃんと一緒に来たのでしょう、0歳台の赤ちゃんを連れたご家族もたくさんいました。(舞台に集中していたのでしょうか、あれほどたくさん赤ちゃんが来ていたのに、泣き声が一度も聞こえなかったのにはびっくりです)

■Zogのバックパネルを背景にした写真撮影を忘れずに!

劇場の外のウェイティングエリアにはZogのバックボードがあり、絵画の中に自分がいるかのような額縁風の枠を持って写真が撮れるスポットがあります(モナリザ風なイメージ)。急いで入ったので、入ったときには分からず、劇場を出るときに・・?何かあるぞ?ということで気づきました。せっかくなので、記念撮影していきましょう!

Zog

■お土産は買う?

Zogのぬいぐるみが£20で販売されていますが・・・少しでもお安くと思うならば、ここはぐっとこらえてamazon ukで購入しましょう。これまでの経験からいうと、劇場値段よりも数ポンド安いです。(といいつつ、正直なところ過去に何回か失敗してます。子どものおねだり攻撃に負けてしまう。)

ちなみに、お土産を買わずとも、お土産売り場のお姉さんに頼むとZogのステッカーをくれます。子どもの胸に張ってあげると喜びます♪

■原作にはなかったセリフで一番印象的だったのは?

劇の内容に関しては、あらすじは一緒なものの細部の内容がちょっと違っていたりしたので、お話を読み込んでいる上の子は、ここの部分が絵本と違った~とあとで漏らしておりました。以下ちょっとネタバレですが、最後の最後にお姫様を救出に来た騎士がもらしたセリフ May I be your nurse? が、原作にはなかったよね~と一番盛り上がったのでした。

そもそも、プリンセスなんか嫌だというお姫様、そしてお姫様がなりたいものはdoctorで、騎士がnurseか~と感慨にふける時点で、すでに時代遅れ感いっぱいでしょうか。(とこんなこと書いておきながら、二人とも聞き取り間違いだったら、恥ずかしくて笑えますが)

とまぁ、劇場まで足を運ばずとも、Zogが、year1、year2とまさに現地小学校の学年にあわせて成長していく様子、成績優秀者がもらえるgolden star の獲得を夢見て、あきらめずにまじめに頑張る様子、そこに登場するプリンセスの座を捨てて医者として自立を目指す女の子・・・と設定が面白いので、もし長い夏休みに何をしようか迷ったら、お子さんと一緒にぜひ一度Zogの絵本を読んでみることをお勧めします♪

下の子は、絵本に飽き足らずDVDにもはまり、ことあるごとにZogのroar を真似するようになってしまいました。可愛いですが、うるさい毎日。(立派なドラゴンを目指す練習よりも、人間に近づく練習をしてほしいと、母は切に願います。)

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