イギリスの子どもたちに大人気の絵本『The Gruffalo』の世界を劇で楽しもう!

The Gruffaloというイギリスの定番絵本をご存知でしょうか?(日本語版では、もりでいちばんつよいのは?というタイトルで販売されているようですね)

読んだことはなくとも、イギリスで本屋さんの子どもコーナーに行けばこの表紙が嫌でも目に飛び込んでくるはずです。(リズミカルな文章が繰り返しでてくるのが面白いのか、せがまれて何度も読むうちにわが子はセリフをすっかり覚えてしまったほどの愛読書となりました)

イギリスの子どもたちの間で大人気のこの絵本。毎年、夏や冬の学校がお休みのころにかけて、子供向けの劇が行われています。ロンドン公演は過去数年間にわたり毎回LYRIC THEATREで行われてきました。Piccadilly Circus からほど近い場所にあるため通いやすく、わが家はThe Gruffaloだけでも過去に3回も訪れたことがあります。さて、気になる(!?)この冬の公演はというと・・・Stratford にある『Circus Arts Centre』とあるではありませんか。‎わが家からは少々遠いながらも、子連れではるばる行ってきました。

降り立った駅は、Overgroundの駅もあるターミナル駅でとても広く、まずは駅で出口に向かう途中ですでに方向が分からなくなるという事態に。。。駅員さんにグーグルマップを見せてどこかを問うと「あの黄色い建物よー」と教えてくれたのでした。駅構内での時間ロスもあり、このままでは間に合わないと焦りながら向かったのですが、焦って歩けば歩くほどグーグルマップの到着時刻が伸びていく・・・向こう側からきたガタイのいいくわえたばこのおじさま集団に助けを求めると、まったくの逆方向に歩いているということが判明したのでした。(親切なおじさまたち、ありがとうございました・・!)

結局、2時半からの公演で入場したのは2時50分ごろ。ちょうどOWLが登場していたところだったので、ぎりぎりセーフといってもよいでしょうか。大好きなGruffaloの世界に吸い込まれるように、わが子たちは一瞬で舞台にくぎ付け。周りには2歳~4歳ごろと見受けられるお子さんが多く、主人公のネズミの合図にあわせて、大声で叫んでは大盛り上がり。(推奨年齢は3歳となっています)

最後の方で、Gruffaloが最前列および両端の階段を3段ほどのぼっては観客に話しかけたりする部分がありますので、もし間近で見たい!とい方はぜひ早めに劇場へ。というのも、このStratford にある『Circus Arts Centre』は、座席指定無しなのです!長椅子のような座席なので、指定のしようが無いというのが理由なのかもしれません。LYRIC THEATREよりも一回り小さく、さらにアットホームな劇場でした。(ちなみに、LYRIC THEATREは全席指定。)

なお、続編の『The Gruffalo’s Child』という絵本もあります。こちらも毎年ではありませんが、子ども向けの劇があります。

ちなみにこちらは、お子さんがファンならば持っていて損はない、Gruffalo劇のDVD。アニメバージョンもありますが、わが子らは断然、実写版のこちらが好きなようです。

個人的には、イギリスで出会えてよかったなぁと思う絵本の第一位。まだ読んだことがない方がいらしたら、手に取ってみることをお勧めします。愛嬌のあるGruffaloのファンになったら、ぜひ劇場へも行ってみてくださいね。

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